ZEH 高気密住宅 — GRACE COURT
山一ホーム / YAMAICHI HOME

住まう人のための、
「高気密」と「計画換気」。

ZEH水準が「標準」 2030年に義務化される断熱等級5を標準でクリア。そのうえで、さらに高気密です。

同じ「第3種換気」でも、家の気密性能でまったくの別物になります。グレースコートは現場発泡断熱材アクアフォーム・気密コンセント/スイッチを標準採用。注文建築をご検討のお客様へ、その違いをご説明します。

グレースコート / 注文住宅・新築分譲 アクアフォーム標準採用 YKK AP 樹脂窓「APW」標準 ZEH仕様・断熱等級5相当
01 — CONCEPT

第3種換気・気密性能・
そしてショートサーキット現象

高気密住宅の話を始める前に、まず換気の仕組みと「C値」という指標、そして気密が低いと何が起こるのかを整理します。

i. 第3種換気とは

建築基準法で義務付けられた24時間換気のうち、住宅で最も普及している方式。適切に機能すれば家全体の空気を一方向で更新します。

  • 居室の給気口から自然給気
  • 浴室・トイレの排気ファンで機械排気
  • 設備がシンプル・電気代も少額
ii. 気密性能「C値」とは

家1㎡あたりに何㎠の隙間があるかを示す数値。小さいほど高気密です。

一般的な建売住宅C値 5.0以上
高気密住宅の目安C値 1.0以下
北海道(寒冷地基準)C値 0.5以下
iii. ショートサーキット現象

気密性能が低いと、排気ファンが「壁・天井・窓の隙間からの空気」を吸ってしまい、給気口は素通り。計画していた一方向換気が崩壊します。

結果、換気システムが機能せず、結露・カビ・ダニ・花粉・PM2.5・CO₂が室内に滞留する原因に。

02 — AIR-TIGHTNESS COMPARED

気密性能でこれだけ違う、
居宅内の空気の流れ。

同じ「第3種24時間換気」の設計でも、家の気密性能(C値)によって、空気の流れは別物になります。

CASE A高気密住宅で換気が機能
C値 0.8 以下
リビング・寝室 浴室・トイレ 給気口 排気ファン fresh air 気密処理 OK / 隙間なし — 空気が家全体を一方向に流れる
給気口 → 居室 → 排気ファン 給気口給気 60%+
CASE B低気密住宅で機能していない
C値 2.0 以上
リビング・寝室 浴室・トイレ 給気口 素通り × 排気ファン 天井からの漏気 隙間から直接ファンへ(ショートサーキット) 空気のよどみ・湿気が滞留
給気口は素通り 隙間漏気 → 計画換気崩壊 給気口給気 30%↓
03 — COMMON MISCONCEPTION

「気密が高いと、空気がこもる」
——実は、逆です。

「高気密=密閉されて息苦しい家」というイメージは、24時間換気が義務化される前の古い常識です。気密は空気を「閉じ込める」ためではなく、空気の通り道を設計どおりに「制御する」ための性能です。

よくある誤解

「隙間がないと空気が入れ替わらず、こもって息苦しくなるのでは?」

→ 隙間風で換気されていた、昔の家の感覚です。

事実

空気がこもるのは、むしろ低気密の家。高気密の家ほど、24時間換気が設計どおりに働き、空気は常に入れ替わります。

→ 隙間が多いと換気がショートサーキットし(CASE B)、居室の空気はよどんだまま。気密は換気の「土台」です。

図解① 家中の空気は、約2時間でまるごと入れ替わる
新鮮な空気 汚れた空気 0.5回/h(法基準)

24時間換気は「1時間に家の空気の半分」を入れ替える設計(建築基準法)。つまり約2時間で家全体の空気が丸ごと1回更新。高気密な家ほど、この設計値どおりに機能します。

図解② 「隙間風」は換気の代わりにならない
隙間風(風・温度差まかせ)不安定
冬:過剰で寒い夏の無風時:ほぼゼロ
高気密 × 計画換気365日一定
季節・天候によらず必要な量だけ、静かに入れ替え続ける

隙間風は「換気」ではなく制御できない漏気。しかもフィルターを通らないため、花粉やPM2.5、湿気も一緒に入ります。

まとめ

高気密の家は「窓を開けられない家」でも「密閉された家」でもありません。計画換気が正しく働くための、空気がいちばん新鮮に保たれる家です。もちろん、窓はいつでも開けられます。

04 — REFERENCE DATA

C値別 / 給気口給気の割合

C値が小さいほど、計画された給気口からの給気が機能します。グレースコートはC値0.8以下を目指して施工しています。

C値給気口からの給気判定
5.0
約 15%
2.0
30〜40%
1.0
約 50%
▸ 0.8
約 60%
0.5
約 70%
0.25
約 80%
Source / 日本住環境(NJK)『気密性能と換気計画』川本清司, 2015 ▸=グレースコートの施工目標
05 — WHY GRACE COURT

なぜグレースコートは
気密性能が高いのか。

構造体に直接吹き付ける現場発泡断熱材「アクアフォーム」、そして気密コンセント・気密スイッチを標準採用。隙間を作らない施工で、長期にわたり高い気密性能を維持します。

FEATURED MATERIAL

躯体に直接吹付ける現場発泡断熱材
「アクアフォーム」を標準採用。

柱と柱の隙間・配管廻り・サッシ周りから屋根・天井裏まで隙間なく充填。自己接着力で躯体と一体化し、長期にわたり高い気密・断熱性能を維持します。

● 壁・屋根を一体充填● 国内シェアNo.1* ● 水発泡・脱フロン● 断熱等級5相当(ZEH)
アクアフォーム施工写真
屋根面吹付け施工写真
標準仕様を超える施工

壁だけで終わらせない。
屋根(天井)まで吹付ける断熱。

一般的な住宅では屋根・天井の断熱はマットの敷込みで済ませることが多く、隙間や施工ムラが生まれがちです。グレースコートは屋根面までアクアフォームを吹付け、住まい全体を途切れなく包み込みます。夏の小屋裏の熱だまりを抑え、冷暖房効率と一年を通した快適さを高めます。

気密コンセント

✓ STANDARD

壁内とボックス間をガスケットで密閉。コンセントボックスからの漏気を防止します。

気密スイッチボックス(密閉気密ハット)

✓ STANDARD

河村産業「密閉気密ハット」で電気配線貫通部を一括で密閉。外部騒音も同時に低減します。

密閉気密ハット施工例
AIRTIGHT SWITCH-BOX COVER

配線貫通部からの漏気を、
「密閉気密ハット」で密閉。

スイッチ・コンセント裏のボックスは、壁の中と室内をつなぐ「隙間」になりがちな部分です。グレースコートでは河村産業の気密カバー「密閉気密ハット」を採用し、配線の貫通部までしっかり気密処理。壁全体の漏気を抑え、計画換気が正しく機能する家をつくります。

06 — WINDOW PERFORMANCE

熱の出入りは、
窓がいちばん大きい。

グレースコートが標準採用する YKK AP「APW 330」樹脂窓。樹脂フレーム+Low-E複層ガラス(アルゴンガス入)で、夏の日射熱も冬の冷気も、窓まわりからしっかり抑えます。

APW 330 断面構造
APW 330 の断面構造 / 熱貫流率 1.31 W/(㎡·K)〔樹脂スペーサー仕様〕
夏の窓辺の表面温度 比較画像
夏の窓辺の表面温度(室外35℃/室内25℃・試験値)
冬の結露比較 画像
冬の窓辺の表面温度・結露比較(室外0℃/室内24℃・試験値)

※画像・数値は YKK AP「APW 330」資料に基づく試験値です。結露の発生は窓の性能だけでなく、住まいや自然環境によっても左右されます。

07 — STANDARD SPECIFICATIONS

グレースコートの標準仕様

下記すべてがオプションではなく「標準装備」。気密に直結する施工を最初から組み込んでいます。

01 アクアフォーム現場発泡断熱 施工(壁・屋根/天井)
02 YKK AP 高断熱樹脂窓「APW」標準採用
03 サッシ周り・配管貫通部の気密処理
04 気密コンセント・気密スイッチボックス(河村産業 密閉気密ハット)採用
05 第3種24時間換気システム標準装備
06 給気口フィルター(花粉・PM2.5対応)標準装備
07 ZEH仕様・断熱等級5相当 標準
08 — FOUR BENEFITS

高気密住宅の、
暮らしへの4つの効果。

気密性能の高さは、健康・経済・耐久・静音の4つの面で、日々の暮らしに直結します。

01

健康・空気質

花粉・PM2.5・CO₂を給気口フィルターで一括管理。年中クリーンな空気を保ちます。

02

光熱費削減

冷暖房の効きが大幅に向上し、年間光熱費に直接貢献します。

03

結露・カビ防止

壁内結露を抑制、構造体と断熱材の長期耐久性を高めます。

04

防音性能

隙間が少ないため、外部騒音や生活音の侵入経路も限定されます。

09 — RUNNING COST

20年前の家と、
これからの光熱費。

気密・断熱性能の差は、毎月の冷暖房費にそのまま表れます。同じ広さ・同じ暮らし方でも、年間の光熱費はこれだけ変わります。

20年前の住宅 断熱等級3以下・低気密(C値 5.0 前後)約 150,000 円 / 年
ZEH高気密住宅|グレースコート 断熱等級5・C値 0.8 以下約 65,000 円 / 年
年間の冷暖房費を削減(試算イメージ)
約 −57%
20年間の差額(年間約8.5万円 × 20年の累計試算)
約 170万円

※延床約120㎡・東京エリアのモデルプランで、20年前の一般的な住宅(断熱等級3以下)とZEH高気密住宅の冷暖房費を比較した試算イメージです。実際の金額は地域・断熱仕様・設備・電気/ガス料金・生活スタイルにより異なります。詳しい試算はお問い合わせください。

OPTION / オプション

気密仕様オプション Airtightness Package

80万円 (税抜・参考価格/プラン・延床面積により変動します)

高気密施工に加え、外部の専門業者による気密検査(C値測定)をセットにした気密仕様オプションです。中間検査(断熱・気密工事完了時)と完成検査(お引き渡し前)の2回で、お引き渡し前にお客様の家のC値を数値で確認できます。

気密検査のお問い合わせ → 資料請求・モデルハウス見学 →
気密検査の風景
気密検査(C値測定)の風景 / 送風機で室内を減圧し、隙間量を実測します