CONSTRUCTION

『ワンランク上』の安全・安心をお届けする、住宅構造。

基礎は丈夫なベタ基礎を採用。床下全面に13ミリの太い鉄筋を20センチピッチで配した鉄筋コンクリート一体型としました。耐久性と耐震性がともに向上し、ワンランク上の住まいをお届けします。

3M Scuence Applied to Life
■構造用合板(ノボパン)

面で力を受け止めるので柱への負担を軽減します。 柱と柱の間に枠をつくりはめ込んでいきますので、通常多く使用られている製品よりも強度がでます。

壁倍率:ノボパン2.9倍
筋交いシングル2.0倍(90×45)

ノボパン

■柱+横架材+構造用合板

壁が面になり外力をバランス良く分散、変形しにくい。

柱+横架材+構造用合板

木造住宅用 制震システム TCRダンパー

「1回の地震」に耐えることができても、
「繰り返しの地震」に、耐えられますか?

  • 地震大国ニッポン。近年頻発した東日本大震災や熊本地震は、各地に未曾有の被害をもたらしました。特に「2016年の熊本地震」は、短期間に震度7を2度も記録するという前例のない地震でした。そのため、阪神淡路大震災の教訓から2000年に見直された、新耐震基準を遵守 した建物でも、2回目以降の地震で「倒壊・ 半壊」する被害が相次いで起こりました。
    今後、熊本地震のような「繰り返しの地震」が発生した際、果たしてどのようにすれば、大切な住まいを地震の脅威から守ることができるのでしょうか。その答えのひとつが、「TRCダンパー」の導入にあります。
  • 観測史上初

    一連の地震で震度6弱以上の地震が3日間で7回発生!

    相次ぐ横ずれ断層型の地震で被害を受けたのは、約7万棟。前震では耐えられたにも関わらず、本震で倒壊してしまった建物も多数ありました。「新耐震基準」導入以降に建てられた住宅の被害もありました。

いつどこでも起こり得る大地震

今後30年間に日本各地が
震度6度以上の揺れに見舞われる確率

出典;「全国地震動予測地図2017年版」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/17_yosokuchizu/yosokuchizu2017_chizu_2.pdf

「2016年熊本地震」の
震度1以上の地震回数表

※2016年4月14日21時~4月30日24時までの測定値

この3日間で
震度6以上に地震が
7回発生

4/14の前震、
4/16の本震で震度7を記録

出展:気象庁ホームページ
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/2016_04_14_kumamoto_over1.pdf ※上のグラフは、気象庁地震火山部の情報を基に自社で作成

倒壊は免れても、損傷により高額の修繕費用が発生!?

※柱の割れ、ホールダウン金物の損傷

損傷リスクは、筋交いや補強金物の損傷から、土台や外壁のヒビ割れ、ドアやサッシの歪み、屋根や瓦のズレ・損壊、給水管の破損に至るまで、広範囲にわたります。それらを修繕すると、高額な費用が必要になるため、損傷をできる限り軽減させる対策が望まれます。
TRCダンパーの特徴

1「繰り返しの地震」に強い、高い制震効果

実大実験でTRCダンパーの制震効果を実証
  • TRCダンパーを設置した場合としなかった場合で、どれだけ建物変形に違いが出るのか、実物大の住宅を用いて実験を行いました。
  • 実験概要
    実験体 10坪2階建て
    等級 耐震等級3相当
    試験場所 京都大学防災研究所
    入力地震波 極大地震想定:JMA神戸NS波 1回入力(震度6強)
    繰り返し地震想定:BCJ-L2波 3回入力(震度6強)

繰り返しの地震では「3回目」の結果に大差が現れる!

極大地震 ・ 繰り返し地震双方で、水平変位を約50%程度低減。また、繰り返しの地震では、3回目での釘抜け本数が酎震住宅の「わずか10%程度」という結果に。
TRCダンパーを設匿した制震住宅が耐震住宅と比べて、「繰り返しの地震」に強いことを実証しました。

2 低コストで高い性能を発揮

1棟あたりTRCダンパーを4本設置すると、最大50%地震の揺れを低減する事が出来ます。
施工箇所が少ない分、費用を抑えることができ、また、耐力壁工事と共に施工が可能なため、リフォーム時にも低コストで導入が可能です。

※延床面積40坪2階建て、軽い屋根の場合。

3 新築・リフォーム向けに、認定・評価を取得

4 短時間で施工が可能

TRCダンパーは、筋交いと同様の方法で施工することができます。そのため大工さんに余計な負担をかけません。
特別な工具も必要もなく、大工さん一人で施工が可能なため、TRCダンパーの設置に要する時間は、1箇所あたりわずか30分程度です。

5 シミュレーションで設置効果を提案

工務店様に対しては、建築設計において最も精度の高い、「時刻歴応答解析」を実施。設置効果・設置本数・設置場所のご提案をいたします。

※[時刻歴応答解析]
高層ビルにも使用される実際の地震を想定した詳細の解析方法

地震エネルギーを吸収する「制震」で、地震を“制”する

住宅の地震対策には、主に「耐震」と「制震」がありますが、「耐震」だけでは繰り返しの地震が発生した際、 強度が落ちてしまうことがあります。揺れ自体を軽減させる「制震」を加えることで、建物の損傷を抑えることが可能になり、同時に、家具の転倒や飛散による被害の軽減も期待できます。

耐震

  • 耐震住宅
  • 壁を増やしたり固くしたりして、地震の揺れに耐える
  • 繰り返しの地震がある度に建物にダメージが蓄積し、強度が落ちる

制震TRCダンパー

  • 制震住宅
  • 地震エネルギーを吸収して建物の揺れを低減
  • 繰り返しの地震に対しても有効
  • 筋交いなど構造部材の損傷低減
  • 免震と比べて低コスト

TRCダンパーの仕組み

自動車用防緩ゴムにおいて世界シェアNO.1を誇る、住友理工の防緩ゴム技術を応用して開発。
「特殊粘弾性ゴムが、揺れを低減します。※自社測定

TRCダンパーは
100年間メンテナンスフリー
TRCダンパーに内臓の「特殊粘弾性ゴム」は、
時間経過や湿度による性能変化が少ないため、
メンテナンスしなくても、優れた効果を持続することができます。

※自社劣化促進試験の結果による。

私たちが提供するゴムの技術力で、
都市と産業の「安全」「安心」「快適」を支えています。

  • 建築分野
  • 制震ダンバー
  • TRCダンパー
  • 国内外の高層ビル、
    戸建住宅に使用され
    地震対策に
    貢献しています。

ビル用制震ダンパー

戸建住宅用制震システム(地震・交通振動対策)

  • 鉄道分野
  • 鉄道車両防振ゴム
  • 自動車分野
  • 制自動車用防振ゴム
  • 土木分野
  • 橋梁用ゴム支承

TRCダンパー紹介動画

TRCダンパー実大実験動画

耐震性を高めるプレカット工法

CADで設計されたデータを元に、コンピュータ制御で加工します。その精度の高さはミリ単位で加工します。それにより耐久性の高い高品質な家造りを可能にしています。通常、大工が20日かかる「刻み」作業を1~2時間で終わらせることが可能になり誤差も少なく工期も短縮されます。

筋交い計算

建築確認申請用の図面を作成する際、CAD計算にて1棟1棟構造計算を行います。建築専用のCADを使用しておりますので万全を期した状態で着工までの準備を行います。

ベタ基礎

基礎をスラブ一体で施工する為、構造的にも従来の基礎より強い。

基礎パッキン

従来の工法と比べて1.5倍~2倍の換気性能があるので適度な温度を維持します。従来の床に換気口を作る際、基礎に組まれている鉄筋を切る必要がありました。切断部が腐りひび割れも起きやすい工法でしたが基礎パッキン工法だと切断の必要もなく長持ちします。

通気工法

通常、外気が滞留し冷やされた壁体内は結露の原因になりますが、通気工法は壁体内に侵入した水蒸気を外気に逃がすことで、結露を抑え、耐水性に優れた素材を3重にすることで建物寿命の長期化にもなります。